イギリスBBCの受信料について 不払いしたらどうなる?

こんにちは!堀 孝童(ほりこうどう)です。イギリスの公共放送BBC(British Broadcasting Corporation:英国放送協会)の受信料制度について説明します。

BBCの受信料

BBCの受信料制度の特徴は以下です。

  • 受信許可料と呼ぶ
  • 受信許可証が無いとテレビが買えない
  • 受信料は1年間145.5ポンド
  • 75歳以上は免除
  • 不払いすると罰金

受信料制度の基本

BBCの受信料制度は、BBCにお金を支払うことで、BBCの受信を許可してもらうという制度です。

受信料は「受信許可料」とも呼ばれています。

受信許可証が無いとテレビが買えない

イギリスでは、「受信許可証」というものが無いとテレビが買えません。テレビを買うには、1年間有効の受信許可証を郵便局で買い、販売店で受信許可証を見せることでテレビを買うことができます。受信許可証の値段(初年度の受信料)は、145.5ポンドです。

受信料を払った人しかテレビを買うことができないため、受信料を払わずにBBCを見ている人はかなり少ないと思われます。

受信料を免除される人

75歳以上の方は受信料を免除されます。

不払いしたらどうなる?

イギリスでは受信許可証が無いとテレビが買えないので、受信料の不払いは無いのでは?と思いそうですが、次のケースで不払いできます。

受信許可証を持っていない人が受信許可証を持っている人からテレビを譲ってもらった場合、受信許可証を持っていなくてもテレビを所有し、BBCを見ることができます。

また、受信許可証は1年間有効なので、期限を切れた状態でBBCを見ることができます。

しかし、イギリスではこのように受信料を不払い(無許可受信)すると最高1,000ポンドの罰金が課せられます。罰則規定があるところがBBCの受信料制度の大きな特徴です。

問題点

イギリスでは、受信許可証が無いとテレビが買えないことを説明しましたが、問題があります。それは、テレビがあれば、BBCが見られる状態になってしまうことです。要するに、スクランブル放送ではないことです。スクランブル放送とは、受信料を払った人だけが見られるようにする放送のことです。簡単に言うと有料放送です。日本では、WOWOWやスカパーがスクランブル放送を採用しています。BBCを見たくない人もBBCに受信料を支払わないとテレビが買えない、テレビがあってもBBCを受信しないという自由はありません。

イギリスのボリス・ジョンソン首相が2019年12月11日に、BBCの受信料制度の廃止を検討すると表明しました。

ジョンソン英首相(保守党党首)は12日投開票の総選挙を前に、公共放送BBCの受信料制度の廃止を検討すると表明した。

視聴する分だけお金を払う有料放送型の課金制への移行が軸となる。総選挙で保守党が勝利すれば、見直しを加速させる。

BBCの受信料廃止も ジョンソン英首相が検討表明

まとめ

イギリスの公共放送BBCの受信料制度について説明しました。受信料を払わないとテレビが買えない、罰金がある。スクランブル化が検討されていることがわかりました。イギリスでは、保守党のボリス・ジョンソン党首、日本では、NHKから国民を守る党の立花孝志・党首が公共放送のスクランブル化を目指しています。日本を含めて世界では公共放送のスクランブル化に向かっています。