ご当地キャラは選挙に立候補できるのか

こんにちは!堀 孝童(ほりこうどう)です。ゆるキャラやご当地キャラクターの中の人はそのキャラクター名で選挙に立候補できるのか。この記事で言う「選挙」はゆるキャラ総選挙などの意味ではなく、議員などを選ぶ選挙を意味します。

立候補者は中の人

立候補届出申請書に記入する戸籍上の氏名は、キャラクターの中の人(作者、着ぐるみに入っている人、お面をしている人など)になります。キャラクターが立候補することは、中の人が立候補するということになります。

キャラ名で立候補するには?

通称を使用する

選挙ポスターを見た時に氏名の一部などが、ひらがなになっているのを見たことがあるかもしれません。私が2019年の富山県議会議員選挙に立候補した時、私の本名は「堀 孝童」(ほりこうどう)ですが、選挙ポスターには「堀こうどう」と表記しました。このように本名と違う表記にすることを通称と言います。

キャラクター名で立候補するには、キャラクター名を通称とする必要があります。

通称使用を申請し、認定されないと使用できない

通称を使用する場合は、通称使用申請書を選挙長に提出して、通称を使用することを選挙長に許可してもらわなければなりません。

キャラクター名を通称とする場合は、通称使用申請書にキャラクター名を記入し、キャラクター名を使用することを認定される必要があります。

キャラ名で立候補した事例は無い

過去の選挙でゆるキャラやご当地キャラクターの中の人や作者が、そのキャラクターの名前で選挙に立候補した事例、すなわち個人がキャラクター名という通称使用を認められた事例はありません。

覆面レスラーが立候補した事例

覆面レスラーのザ・グレート・サスケ元岩手県議会議員は、2013年に覆面姿で岩手県議会議員選挙に立候補し、当選しました。「ザ・グレート・サスケ」の通称使用が認定されたのは、覆面レスラーとして世間に広く浸透しているので、認められたと思います。

ふなっしーは立候補できるのか

日本で一番有名なご当地キャラクターといえば、千葉県船橋市の非公認ご当地キャラクター「ふなっしー」ですよね。私は、ふなっしーが好きです。中の人が選挙に立候補するとして「ふなっしー」として選挙に立候補できるのでしょうか。

キャラ名が世間に広く通用しているか

本名の漢字を平仮名やカタカナに変えるだけの通称なら問題なく認定されます。しかし、芸名など本名とは全く違う通称の使用は、その通称が世間に広く通用しているかが認定されるかされないかの判断基準の一つです。

実際に芸名が通称認定された例として、アントニオ猪木さんやマック赤坂さんです。お二人とも、有名な方で芸名が世間に広く通用しています。

ふなっしーはテレビでもネットでも有名で世間に広く通用していると思いますが、選挙長や選挙管理委員会などの選挙関係者が知っているかが重要です。

着ぐるみで立候補できるか

ザ・グレート・サスケさんは、覆面でも立候補できましたが、着ぐるみではどうでしょうか。事例がないので、どうなるかわかりませんが、姿が人ではないことから難しいと思われます。

キャラのお面をして立候補できるか

覆面レスラーが立候補できるなら、キャラクターのお面をして立候補できるかもしれません。しかし、選挙で商品の宣伝などの売名はダメなので、キャラクターのお面で立候補をすれば、「商品の売名なのではないか」と問題になる可能性があります。ほとんどのキャラクターはグッズを販売しているので、商品の宣伝、売名であると言われるのは当然です。

このことから、キャラクターのお面での立候補は難しいかもしれません。

まとめ

キャラクターが立候補できるかについて、通称使用や着ぐるみやお面などいろいろな視点から考えてみましたが、キャラクターが立候補するのは難しいのではないかと思います。